東京剥製スクーリング

こんにちは!
紅葉も色好き秋から冬へと急いで走って行きそうな感じです。
今年は紅葉も綺麗らしくお寺のライトアップも始まっています。
是非観光がてら遊びに来てみて下さい。
徐々に京都らしい寒い日がやってきた感じです。
(風邪には十分気をつけて下さいね)

さて11月9日~11日 16日~18日と二週にわたって東京で
日本画Ⅱ剥製スクーリングが開講されました。
このスクーリングでは写生を含め、絵具を様々な表現方法を取り入れ
描いてもらう内容の濃い授業になっています。
授業風景などを写真を通して見て下さい。

写生中

小下絵考え中


写生をもとに制作中

写生をもとに制作中

先生のアドバイス

先生のアドバイス
合評風景

        先生のコメント

「水干絵の具を中心とした日本画制作に続いて、2作めになる今回の日本画制作では、
鳥の剥製をモチーフとして本格的に岩絵の具を使用していきます。 基本としてのデッサン
や構図構成はもちろんですが、粒子のある絵の具を積極的に使い、さまざまなマチエール
にも興味を示し挑戦している姿が印象的でした。その分、主である鳥の描写がおろそかに
ならないように注意しながら指導をしました。
卒業制作など、大きな作品にも対応できるように、絵の具や技法を知るきっかけになるス
クーリングになっていただけたらと思います。                大瀧 隆夫先生
 
「ほとんどの方が初めて、粒子のある絵具を扱ったことと思います。自身もそうでしたが
粒子の差を利用して表現できるようになるまでに、随分時間がかかりました。そしてまだ
まだ勉強途中だと思います。ただこれを踏まえて制作を行うと、表現の幅は広がっていき
ます。失敗を恐れずに、まずは枚数をこなすことだと思います。これからも頑張って下さい。」
                                        ユウヨンゴ先生
「鳥は表面的な羽根の模様だけでなく、羽毛の内側にある身体の動きも捉えなければ描け
ないため、難しい課題だったと思います。 岩絵の具でのマチエール作りも、イメージ通りに
ならず苦労された方がたくさんいらっしゃいました。
 しかし問題に直面する度に画材の特性を知り、作品の世界観を深めるチャンスが訪れて
いたと思います。そこで得た知識・疑問・反省点は貴重な戦利品ですから大切になさってください。次作で力になるはずです。6日間お疲れ様でした。」       伴戸玲伊子先生
 
「一番大切なことは、モチーフに対して謙虚になる、観察する、感じることです。後から、技法
がついてきます。あせらずに!!初めは上手くいかず苦しいですが、この苦しさは絵描きと
してずっと続くものだと思います。 めげずに絵が好きどうしお互いに頑張って行きましょう。」 
                                        兼 未希恵先生