天井画(植物写生)スクーリング 京都

全国的に梅雨明けラッシュですね。
皆さんは如何お過ごしでしょうか?
京都は、この盆地独特の湿気と暑さの続く今日この頃。
街中はコンチキチンと祇園祭で賑わいをみせています。
そんな最中、瓜生山キャンパスでは植物制作スクーリングが開催されていました。

植物制作スクーリングでは
植物写生で取材した花の写生をもとに、
箔を使った技法を学びながら、天井画風の円相を描いた本画制作を行います。
6日間のうちに花を絵具で描いて、箔の貼り方を学んで、砂子も撒いて、、、etc
と内容盛りだくさん!
覚えることもいっぱいです。
受講された学生の皆さん、ご苦労様でした!

見慣れてはいても実際扱うには未知の素材、箔。
鼻息で吹き飛んでしまうくらいの薄さと脆さですから、
扱いにも大変神経を使われたと思います。
これからも色んな箔表現にもチャレンジしていって、表現の幅を広げていって下さい。

主題の花の描き込みにおいても、絵具のぼかし・薄塗り・重ね塗りの連続に四苦八苦されてはいましたが、
日頃の頑張りが実を結んできたのか、皆さん急に上達してきたな!という印象が強い
今回の仕上がり。講師陣、大変嬉しく思いました。

では授業の様子を少しだけご紹介、、、
西嶋先生による箔のレクチャー



面プタ剥がしを手伝う佐々木先生

太田先生ご指導中

砂子や霰など箔表現も様々

砂子撒きの様子

風にも気をつかいます。飛ばされないように!

制作ラストスパート!
合評の様子

今年も力作がズラリ!皆さん6日間ご苦労様でした