京都 風景制作スクーリング V-5

先日、京都では風景制作スクーリングが行われました。
10月に行われた風景写生スクーリングでの写生を元に、
今度は日本画の絵具を使って制作していきます。

作品サイズが50号と大きめなので、水張りのデモンストレーションがあったり、
写生をトレースする際に使う念紙も皆さんに作っていただきました。
また、マチエールの作り方や箔の使い方などのレクチャーもあり、
皆さん色々な表現を楽しんで制作に取り組まれていました。

今回のスクーリングで5~7割程度進めてもらったので、
次回のV-6のスクーリングで完成です!


まずは大きいパネルに水張り

過去作を見たりしてイメージを固めます

念紙作り。
岱赭や朱土を日本酒でといて使います

実際に念紙を使ってのトレース

トレースが終わったら、墨で骨描きや隈取りをして
下地作りにはいっていきます 

自分の見える所に写生を置き、
それを見ながらイメージを膨らませて制作されています

マチエールのサンプルをみながら
どういう風に絵具を置いていけばいいかをレクチャー

最初は大胆に...

全体に色が入ってから木の幹などの細かい部分を描いていきます


吉川先生による箔の色々な使い方

銀箔を押したあとに、硫黄で焼いて変色させたりも!