百合の香りにつつまれて/京都スクーリング 植物写生

先日京都では2年次配当科目の植物写生のスクーリングが行われました。
秋に入り日差しがやわらいできた頃、自然光が入る明るい教室での授業でした。

今回の授業は植物制作のための百合の写生です。
色とりどりの百合の中からこれだ!と決めたものを描いていきます。
自分が選んだ百合を2日間のスクーリング中にできるだけたくさん描きました。

百合の切り花は時間の経過とともにつぼみが花開いたり、花びらがしおれてきたりと、すこしずつ変化していきます。
2日間の授業の中でも描き始めと描き終わりとでは意外と様子が変わってしまいます。
刻々と変化していくものを様々な角度から描いていく中で、自分が特に惹かれる場所を探し、どのような作品にするかイメージしながら写生しました。

次回のスクーリングは今回の写生をもとにした日本画制作を行います。
単に水干・岩絵具を使った制作ではなく、金箔を使った装飾的な作品を作ります。


太田先生によるデモンストレーションの様子。

久野先生によるデモンストレーションの様子。

壁に貼られているのは学生の皆さんが事前課題で描いてきた百合の写生です。

自然光の下での写生は気持ちがいいですね。

久野先生による指導の様子。



佐々木先生による指導の様子。