【冬の1日体験入学】日本画体験キットを作りました

何やらご機嫌な様子の後藤先生。
その手に持っているのは、1月に開催される「冬のオンライン1日体験入学」で教材として参加者にお送りする日本画コースの体験キットです。
ありがたいことに日本画コースの体験授業はすでに定員に達してしまい受付は終了してしまったのですが、今回はこの体験キット準備の様子をお伝えします。

日本画コース専任講師の後藤吉晃先生「私が作りました!」
今回の日本画コースの体験授業を担当しています。


今回、日本画コースの体験授業では小サイズの色紙に日本画材で桜の絵を描きます。
体験キットには、実際の授業でも使用する日本画材も入っているので、かなり本格的な授業体験をしていただけると思います。
まずは今回使う絵具たちをご紹介します。↓↓

上段左から「胡粉」、岩絵具「美緑青」、岩絵具「枯葉」
下段左から水干絵具「円子」、岩絵具「黄樺」、岩絵具「赤口岱赭」

「胡粉」貝殻が原料の白い絵具です。

水干絵具「円子」

岩絵具「黄樺」

岩絵具「美緑青」

絵具を小袋に分けているのは非常勤講師の佐竹龍蔵先生。
体験授業当日はアシスタントとして参加者の皆さんをサポートします。


日本画制作ではこれらの絵具に「膠(にかわ)」という動物性の接着剤と水を混ぜて使用します。
膠は本来固形で販売されているのですが、今回はすぐに使えるようにこちらで液体にした状態でお送りします。↓↓

惣菜用のタレ容器に膠液を詰めています。お弁当屋さんのような雰囲気。


体験キットには、ここまで紹介した絵具と膠以外にも、筆や色紙、お手本などが含まれています。
これさえあれば誰でも日本画が描けるという充実したセット内容になりました。↓↓

全ての画材が用意できたら袋詰めの作業です。


このまま販売できるのではないか、というほどの充実したキットが出来上がりました。


1日体験授業をお申し込みいただいた方には全ての準備ができ次第お届けします。楽しみにお待ちください。
日本画制作は初めてという方がほとんどだと思いますが、体験授業当日はキット作り以上に丁寧にご指導します。画面越しに皆さんに会いできるのを楽しみにしております。


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今年度のオンライン1日体験入学は今回で最後になりますが、今後もオンライン入学説明会などのイベントが開催されます。
体験授業に参加できなかった方や、日本画コースに興味を持たれた方はぜひ説明会の方にご参加ください。説明会は体験授業と比べて定員の設定が多いので、気軽に申し込んで先生の話を聞いてみるだけでもOKです!
今後の情報は通信教育部のサイトで随時更新されますので、ぜひチェックしてみてください。