日本画は一生もの! ~卒業生のグループ展、個展、コンクールでの活動・活躍~
こんにちは! 日本画コース業務担当非常勤講師の山本雄教です。
日本画コースの研究室には、毎月のように卒業生の方から展覧会などのお知らせをいただきます。今回はこの秋から冬にかけて、筆者が直接会場に伺い、お話しを聞くことができた展覧会を紹介させていただきたいと思います!
たくさんの展覧会がある中のほんの一部ですが、卒業後も続いていく日本画制作の一端をぜひご覧ください!!
第6回筆児の会展
まずご紹介するのは京都のみやこめっせで行われた「第6回筆児の会展」。
こちらは同じ2015年(未年)に卒業された皆さんが有志で集まり、毎年開催されているグループ展です。
会場にはたくさんの力作が並んでいました!
こちらの増井さんの作品は、息子さんご夫婦を描かれたそうです。
細部まで詳細に描かれたこだわり!
お孫さんや舞妓さんなどの人物を描かれた作品や...
様々な植物...

地元の風景など、様々な題材の多様な作品がありました。
こちらの長谷川さんの作品は下地に藁を使用するなど、新しい技法にチャレンジされたそうです。
「筆児の会」まとめ役の鹿野さん。
筆児の会は毎年コンスタントに展覧会を開催されてきましたが、昨年からのコロナの影響で度々の中止、延期を余儀なくされたそうです。
そのような状況を経て、今回展覧会を実現できたことが嬉しいとおっしゃられていました。
この展覧会では毎回先生方も招待されて懇親会を行われるのですが、それが出来ないのが非常に残念とのことでした(笑)
鹿野さんの出品作品。福島県のしだれ桜を描かれました。
筆児の会はもうすでに来年の会期も決まっているそうで、また皆さんの作品を拝見できることが楽しみです!
卒業後も絵を描き続けることはなかなか大変なことでもありますが、こういったグループ展で継続して発表する場や、同じく制作を続ける仲間がいるからこそ、卒業後も皆さん制作に精力的に臨めるのですね~
村松健司展「いつも、そこにある」
松澤敬子展「内なる声を聴く瞬 心画録2021」
続いて紹介するのは松澤さんと村松さんの個展です。
お二人は京都の同時代ギャラリーで、それぞれの個展という形で隣り合ったスペースで同時期に開催されました。
村松さんの個展「いつも、そこにある」
大作と卒業生の村松さん。同時代ギャラリーでの個展は二年前に続き二回目です。
続いて松澤敬子さんの個展「内なる声を聴く瞬 心画録2021」。作者の松澤さんと作品。
松澤さんは数年にわたってホオズキをモチーフにした作品を描かれています。
ひとつのモチーフを継続して描かれることで、様々な表現を見つけられています。
このような抽象的な作品にも取り組まれていました。
私が伺ったときにちょうど日本画コースの先生お二人も来られていました。(写真右:山田真澄)
卒業生のお二人と作品に再会でき先生も笑顔(写真右:松生歩先生)
最後はそれぞれのスペースで集まってパシャリ。
お二人は同学年で卒業された仲間であり、また絵描きとしてのライバルでもあるとのこと。
そういった存在に年齢、性別に関わらず出会えるのも通信教育課程ならではの魅力です。
第8回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 明日の日本画を求めて
最後に卒業生のコンクールでの活躍です。
現在愛知県の豊橋市美術博物館で開催中の「第8回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展」に、卒業生からお二人入選されました!(拍手)
星野眞吾賞展は全国各地から応募が集まるコンクールで、入選者の中にはプロで活躍されているような作家も多数います。
その内覧会にお邪魔しましたので、お二人の作品を紹介させていただきます。
卒業生の加形さん。入選作品≪彩雲≫と共に。
可愛いモチーフと不穏な空気が入り混じるような作品です。
続いて再び登場の村松さん! 入選作《月夜 PROLIFERATION》と共に。
村松さんはこのコンクールの開催地である豊橋が地元ということで、入選の喜びもひとしおとのことでした。
以上、最近の卒業生の活動・活躍(の一部)を紹介させていただきました!
生涯学習という言葉がありますが、日本画での学びはまさに一生ものの魅力的な学びであることが、皆さんの作品やお姿から伝わってきます。
そんな卒業生の皆さんの活動に元気をもらいながら、私たち教員も在学生の皆さんとの日本画の学びに引き続き取り組んでいきます!!