大学院スクーリング

先日、瓜生山キャンパスにて大学院のスクーリングが行われました。
今回は修了制作はもちろん、前回描いていた絹本の仕上げ(裏打ち・パネル張り込み)や
塚下先生による運筆の授業が行われました。

10月ともなると修了制作もだいぶ仕上がってきており、
ここからどう仕上げへと向かうのか等を先生方とお話されたりしていました。
今年度の修了制作展もとても楽しみです!

絹本の裏打ちの授業では京表具師の物部先生に来ていただき、
デモンストレーションを行った後にみなさんにも実践していただきました。
パネルの貼り込みまで終わった皆さんの作品はどれも素敵で、
是非お家に飾っていただきたいものになりました。

塚下先生による運筆の授業では、改めて筆の色々な使い方を学びました。
ただの線でもいろいろな線があったり、筆の先から腹まで使って描く
運筆のデモンストレーションを見て皆さんも興味津々でした!
実践では塚下先生のお手本を手元に置き、それをみながら運筆の練習を行いました。

濃密なスクーリングでしたが受講された皆様お疲れさまでした!
また次回もがんばりましょう!

八田先生と作品の前でお話

完成した絹本はまず貼っていた木枠から外しておきます。  
山田先生と作品についてお話中 


渦潮、かなり仕上がってきています!

物部先生による裏打ち実演

みなさん楽しそうです

絹本裏打ちでは打ち刷毛もします。これがなかなか難しい・・

2度の裏打ちを行い感想してからはパネルにはりこんでいきます。

完成!作品は山田先生のもの。

実践もうまくいきました!

塚下先生による運筆実演

皆さん真剣な表情で筆運びを見ています。

お手本を見ながら運筆練習!何枚も何枚も描いて上達します