【人物写生/東京】40号人物制作に向けて
今回は先日東京外苑キャンパスで行われた人物写生のスクーリングの様子を紹介させていただきます。
普段なかなかモデルさんをお呼びして写生をする機会はなかなかありません。前半2日、後半2日の計4日間、貴重な機会に皆さん集中して取り組まれていました!
そして今回描いた写生を元に、40号の人物制作へと進んでいきます。
このように中央に台を設置し、モデルさんを囲むようにして描いていきます。
モデルさんには同じポーズでヌードと着衣を交互にやっていただきました。
最終的にどちらを元に作品にするかは学生さんご自身で選んでいただきます。
初めて人物をしっかり描かれる方も多いですが、形を取るところから先生が一人一人回って指導して下さいます。
(左:真鍋先生)
ポーズの合間の時間も先生と写生をチェックして進めます。(右:行近先生)
ポージング中はあっという間に時間が過ぎていきます...!
皆さん充実した写生になっているのが写真からも伝わってきます。
写生がひと段落したところで、こちらは大下図の説明中。
実際の本画と同じサイズのパネルに紙を貼り、写生を元に改めて大きく描いていきます。
本画と同じサイズですので、制作時にこれをトレーズして作品に活かすことができます。
こちらは小下絵のレクチャー。
小さい紙に背景のイメージなどを描いて、作品の方向性を決めていきます。
真剣にレクチャーを聞く皆さん。
ひとつの写生から色々なイメージが生まれているのが分かります。
こちらは大きいサイズのパネルに和紙を水張りするレクチャー。
このように、大下絵、小下絵、大きいサイズの水張りと、今回の人物写生・制作だけではなく、今後の卒業制作や卒業後の制作に活かせることが学べるスクーリングです。
最後に改めて写生、大下絵、小下絵の流れを↓
次の人物制作で、最終的に皆さんの写生がどのような作品へと仕上がっていくのか楽しみです!