植物写生スクーリング(京都)

皆さんGWは如何お過ごしだったでしょうか?
京都では4/2,3,4の3日間、Ⅲ-1植物写生スクーリングが行われていました。
授業の様子を少しご報告。

佐々木るり子先生からのコメント−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
風かおる5月、そんな言葉がピッタリの季節になりました。
ゴールデンウイークに京都では、「日本画Ⅲ-1植物写生スクーリング」 が行われ、三日間、色とりどりの百合の花を思う存分、写生しました。
2年次では、1年次の課題で培った基本的な描写力を更に高めながら、制作することも意識していきます。
花の様々な姿態を観察し、美しいなと心惹かれた部分をできる限り多く描くことを目標に三日間、百合の花を見続けました。
花の写生では、形が変化するのが難しいのですが、同時にそこに生命の強さや、はかなさなどを感じ、
それが作品作りに繋がります。
皆さん、最初は植物の刻々と変化していく姿に戸惑い、プレッシャーを感 じたようですが、
3日目には、花の魅力に取り付かれたように真剣に集中して描かれ、三日間 で目を見張るほど成長なさいました。皆さんの集中力と頑張りには、いつも頭が下がります。
それぞれに気持ちのこもった良い写生が揃いましたので、とても嬉しく次のスクーリングが楽しみです。
待ち遠しいです!三日間、本当にお疲れさまでした。


佐々木先生によるデモンストレーション

太田先生ご指導中
花とイーゼルがひしめき合っています

モチーフのひとつ、オリエンタル
皆さん拘りのアングルから写生
真剣です
太田先生によるデモンストレーション

次回の植物“制作”では今回の写生を基に天井画を描きます。
箔の使い方も学べ、人気の授業です!