【水干・岩絵具制作/京都】スクーリング授業が再開しました
新型コロナの影響で4月からスクーリングが中止になって以降、遠隔でのスクーリング授業が実施されていましたが、この度ようやく対面でのスクーリング授業が再開しました。
佐々木先生(左)と後藤先生(右) |
教員側も感染対策を徹底した上での授業ということで、いつもと違った緊張感がありましたが、学生さんのご理解とご協力もありスムーズに授業が行えました。
今回は新しい形のスクーリング授業の様子と、学生の皆さんの制作の様子をご覧いただきます。
まず感染対策としては、教室は常に換気をして、教職員・学生どちらもマスクを着用、座席の間隔も広く開けて、3つの密をできるだけ避ける形で授業を行いました。
例年と比べると座席の間隔がかなり広くなっています。学生さん同士も対面にならないような座席の配置です。 |
換気のため窓は開いています。自然光が気持ちいいですね。 |
教員はマスクやフェイスシールドをつけて指導します。 |
日本画材の扱い方や絵の描き進め方についてのレクチャーは教員が実演するのですが、学生さんが教員の近くに集まらなくてもいいように、手元の様子をスクリーンに大きく投影して解説を行いました。
とくに1年生にとっては初めてのことが多いので、感染対策をするだけでなく「わかりやすい授業」であることがとても大切です。
これまでのスクーリングでは先生の周りに学生が集まるのが常でしたが、今回は少し様子が違います。 |
後藤先生の手元の様子を、、 |
スクリーンに映しながら説明します。 |
1年生にとっては初めての大学でのスクーリング授業。今回の授業では、別の授業で描いた野菜の色鉛筆写生をもとに、日本画材を使った作品制作を行います。
皆さん真剣に制作に取り組まれていました。
今後も全ての授業で対面でのスクーリングが実施される予定です。
遠隔授業にもいつものスクーリングとは違った良さもあったのですが、実技系の授業は実際に大学に来て、他の学生さんの制作の様子を見たり、先生とあるいは学生同士で会話をすることで得られるものも多いと改めて感じました。
今後もスクーリングを受講される皆さんが安心して制作に取り組んでいけるように感染対策には万全を尽くして授業を行なっていきます。
大学で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。