【鉛筆写生/遠隔】はじめての遠隔スクーリング

こんにちは、日本画コース非常勤講師の佐竹龍蔵です。
先日開講された、1年生科目「鉛筆写生」の遠隔スクーリング授業の様子をご紹介します。

授業内容自体は京都東京で対面で行われた対面授業とおなじですが、授業を行っている教室の様子はいつもと全然違っていました。
今回はパソコンの画面からは見えなかった遠隔授業の裏側をお見せします。


■画面の向こうの先生たち

今回、瓜生山キャンパスで授業を担当していたのは、京都の対面スクーリングも担当していた後藤先生と上田先生でした。
他に教室にいるのはチャット対応や撮影補助をしているアシスタントのみで、いつもの対面スクーリングとは違った様子でした。

パソコンの画面を見つめる後藤先生と上田先生。

細かな説明はスライドを共有してわかりやすく伝えています。

対面スクーリングと同じように実演でのレクチャーを行います。



■教職員も機材もパワーアップ

「日本画コース」というと何となくデジタルとは無縁なように感じますが、昨年度からの急速なオンライン化に対応して、京都で遠隔授業を担当している教職員全員がパワーアップしています。

カメラやタブレット、ヘッドセットマイクや各種ケーブルなど、新たに購入したり卒業生から寄贈していただいたり、機材もどんどん良いものに変わっています。
使っていると「やっぱり良いものは良いな(変な日本語ですが)」と実感しています。良い機材を選ぶ楽しさは筆や絵具などの画材選びの楽しさにも相通ずるものがありますね。


レクチャーの様子を高画質でお届けするために日本画コースのカメラを新調しました!

パソコンにつながっている各種ケーブルも地味な変化ですが、新しいものに変わっています。


いま入学を検討している方の中にはパソコンなどの操作やオンラインでの授業に不安がある方もいらっしゃるかもしれません。
初めてやることに戸惑うのは日本画制作もパソコン等の操作も同じです。年度の最初にオンライン講習会を行っているので、とりあえず聞いてみて対面で受けるか遠隔で受けるかを選ぶこともできます。

遠隔授業では作品の実物が見られない等の、どうすうることもできない対面授業との違いはありますが、受講した学生さんの満足度は対面でも遠隔でも同じになるように、これからも様々な工夫をしていきます。