教員紹介vol.12 八田 哲 先生
毎回、本ブログ上で本学通信日本画コースの教員お一人を
ピックアップし、作品と共にご紹介していくこの企画。
第12回は、八田哲 先生です。
今回は、先生がこれまで開催してこられた個展の中から、インドを取材されたシリーズ、日本各地に足を運んで取材されたシリーズ、風景画5作品をご紹介頂きました。
先生には京都で行われる様々なスクーリングをご担当頂いていますが、間もなく開催の風景スクーリングもご担当の予定です。受講予定の方も、これからに風景テキスト課題に取り組まれる方にも、是非参考にして頂きたい作品群です!!
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八田 哲 Hatta Tetsu
担当科目:3年次科目、卒業制作
古い話になりますが、学校を卒業する時に、ある先生から絵を描き続けたいなら、
絵だけを描いていたらだめですよ。そう言われました。本を読む。小説も詩も短歌も俳句もあります。映画や演劇も音楽も見なさい、聞きなさい。
後になって思うとすべて一人で出来る事ばかりです。絵で行き詰まったり疲れた時、それらの積み重ねがエネルギーになって、今も描きたいものがいっぱいあるのは、その先生の言葉のおかげだと思っています。
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【作品紹介】
南インドの街角。日本画ではあまり取り上げられない影を描いてみたくて、、、。
川のある街、カシミール。突然の夕立ち。スケッチブックも私もビショぬれ。
でも、絵にはなりました。
稲の刈り入れも終わって静かな空気。もうすぐ冬が来る。
長崎の大浦天主堂の裏路地。ちょうどお盆で、不思議に人の心のような雲が出ました。
スケッチをしていると、兄弟らしい猫が黄色の蝶をねらって道にあらわれました。
絵のなかの蝶が写真ではわかるかな、、、。
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【プロフィール】
ピックアップし、作品と共にご紹介していくこの企画。
第12回は、八田哲 先生です。
今回は、先生がこれまで開催してこられた個展の中から、インドを取材されたシリーズ、日本各地に足を運んで取材されたシリーズ、風景画5作品をご紹介頂きました。
先生には京都で行われる様々なスクーリングをご担当頂いていますが、間もなく開催の風景スクーリングもご担当の予定です。受講予定の方も、これからに風景テキスト課題に取り組まれる方にも、是非参考にして頂きたい作品群です!!
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八田 哲 Hatta Tetsu
担当科目:3年次科目、卒業制作
古い話になりますが、学校を卒業する時に、ある先生から絵を描き続けたいなら、
絵だけを描いていたらだめですよ。そう言われました。本を読む。小説も詩も短歌も俳句もあります。映画や演劇も音楽も見なさい、聞きなさい。
後になって思うとすべて一人で出来る事ばかりです。絵で行き詰まったり疲れた時、それらの積み重ねがエネルギーになって、今も描きたいものがいっぱいあるのは、その先生の言葉のおかげだと思っています。
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【作品紹介】
![]() |
「影」145.5×89.4cm (個展「インド」より)
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南インドの街角。日本画ではあまり取り上げられない影を描いてみたくて、、、。
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「雨来る」 107.5×130.4cm (個展「インド」より)
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川のある街、カシミール。突然の夕立ち。スケッチブックも私もビショぬれ。
でも、絵にはなりました。
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「法起寺晩秋」 80.0×128.0cm (個展「奈良」より)
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稲の刈り入れも終わって静かな空気。もうすぐ冬が来る。
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「ひとひらの雲」 152.0×80.0cm (個展「南の祈り」より)
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長崎の大浦天主堂の裏路地。ちょうどお盆で、不思議に人の心のような雲が出ました。
![]() |
「春の坂」 (個展「あの道」より)
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スケッチをしていると、兄弟らしい猫が黄色の蝶をねらって道にあらわれました。
絵のなかの蝶が写真ではわかるかな、、、。
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【プロフィール】
八田 哲 (ハッタ テツ)
1943年 京都市生まれ
1961年 京都市立日吉ヶ丘高校日本画科 卒業
1973年 青塔社に入塾し、池田遙邨に師事
1975年 第7回日展 初入選
1984年 改組第16回日展 特選受賞 日展会友となる
1985年 第1回 個展
1986年 日展出品をやめて無所属となる
1987年 第4回「横の会」展に招待出品
1988年 「横の会」展会員となり、’93まで出品
1990年 第2回 個展
1993年 以後、現在に至るまで個展活動
1943年 京都市生まれ
1961年 京都市立日吉ヶ丘高校日本画科 卒業
1973年 青塔社に入塾し、池田遙邨に師事
1975年 第7回日展 初入選
1984年 改組第16回日展 特選受賞 日展会友となる
1985年 第1回 個展
1986年 日展出品をやめて無所属となる
1987年 第4回「横の会」展に招待出品
1988年 「横の会」展会員となり、’93まで出品
1990年 第2回 個展
1993年 以後、現在に至るまで個展活動