東京日本画学習会、活動のご報告と次回ご案内

東京日本画学習会から、活動のご報告をいただきました!
有り難うございます。

ブログでもその学習会活動の模様をご紹介したいと思います!
5月30日(土)には外苑キャンパスにて第三回学習会が開催されるようです。
皆様是非参加してみて下さい!!
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東京日本画学習会「卒業制作報告会」を行いました

4月29日(水・祝)、今年も、卒業したばかりの卒業生5名による「卒業制作報告会」を行いました。5年前から毎年学習会で取り上げている企画です。

今年の卒業生には、50号・100号の本画の写真だけでなく、写生、小下絵、草稿の実物まで持参していただき、写生から本画までの過程が、それぞれの技法とともに丁寧に紹介されました。
克明に描きこまれたスケッチや大きな草稿には一同のため息が漏れ、失敗をいかにカバーしたかの貴重な苦心談も語られました。見学者、新入生を含めて参加者は32名。次々に質問も出て、写生の拡大方法、雲肌麻紙と高知麻紙の違い、割パネルの利点や欠点、さらに額の入手やパネルの搬送方法から、京都と東京のどちらで受講するかの問題まで、「自分はこうした」「こうすれば安い」など参加者それぞれの体験や意見も交わされて、盛況で和やかな報告会になりました。

在学生にとっては、シラバスだけではわからない1年間にわたる卒業制作のプロセスが、頭の中でかなりシミュレーションできたのではないでしょうか。
OB・OGの卒業生にとっても、発表者の方々の意欲作に触れて、次の制作に向かう良い刺激になったと思われます。

なお、第三回学習会は、5月30日(土)10時~16時まで、外苑キャンパスで行います。
新入生が参加しやすいように、様々な濃度の鉛筆を用いて簡単なデッサンを試み、
その後は学習の進め方や・画材などの情報交換(おしゃべり会)の予定です。
参加・見学希望者はどうぞご連絡ください。


東京日本画学習会   連絡先 メールアドレス nihongatokyo.sc@gmail.com