通信日本画・大学院のスクーリングの模様


先日、通信日本画・大学院のスクーリングが行われました。
今回はその授業の模様を少しだけご報告。

今後の制作の写生・草稿の合評と共に、東洋・西洋、古典・先端の素材、技法が
入り混じる魅力的なレクチャー。
八田先生のレクチャーでは、古典的な胡粉の練り方や、今では生産中止の岩絵具を実際に溶いて紹介などなど。
青木先生のレクチャーでは、西洋の技法をベースにした下地作りや、日本画に応用できる技法などなど。
山田真澄先生のレクチャーでは、絹本の張り方や、絹の矢車染めなどなど。

今までの作業がより深く、また表現の幅が新たに広がる内容でした。
大学院の方々には、今後の制作の飛躍に活かしていって頂きたいと思います。
短期間での濃密な内容、受講された皆様、ご苦労様でした!


しっかりとした草稿

充実の写生量です

八田先生による古典技法のレクチャー

先生曰く、胡粉100叩きは簡易的練り方

青木先生による材料学のレクチャー

美術雑誌でも取り上げられている内容を生で見れます

山田先生による絹本のレクチャー

流石は大学院の更に濃密な日本画レクチャーの連続でした