京都 剥製スクーリングⅡ-2(C日程)

先日、京都では剥製スクーリング(C日程)が行なわれました!
色々な鳥の剥製を色鉛筆で写生し、さらにそれを日本画で描くというスクーリングです。

学生の皆さんには一人一羽好きな剥製を選んでもらい、まずは写生!
そして二日目の午前中までに写生を完成させ、そこからは日本画の制作に入っていきました。
今回の日本画制作では、ただ筆を使って描くのではなく、
ローラー、海綿、ラップ、葉っぱ...等々、様々な道具を使用して絵具をのせていきました。
そうすることで、独特のマチエールを生み出すのが狙いです!

色んな道具を使ってオリジナルの表現をして、
楽しみながら今後も日本画を描いていっていただけたらと思います。
スクーリングを受講された皆様おつかれさまでした。

以下写真にて授業風景をご紹介!

まずは鳥山先生と佐々木先生による導入から。
鳥を描くにあたってのポイントを説明されています

剥製選び中。

約1日半、じっくり観察して写生してもらいました。

過去の学生参考作品をご紹介。
本画をどうするかイメージをもってまた写生!

鳥山先生による個別指導の様子。

制作に入る前に、マチエールの
デモンストレーションを行いました。

葉っぱに膠で溶いた絵具を塗り...

ぎゅっと押さえます。

葉っぱの表情が画面にスタンプされます!

他にもローラーやラップ等、
色んな絵具の置き方を目の前で実践!

また、隈取りの説明や...

彩色の仕方など。
実際に先生が描くところを間近で見ることができます。

学生のみなさんの制作風景。

合評ではマチエールを生かした作品が
ずらりと並びました。