【鉛筆写生/東京】まずはここから! 鉛筆デッサン

日本画のスクーリング授業でまず初めにあるのが鉛筆写生の授業です。
今回は先日東京外苑キャンパスで行われたスクーリングの内容をご紹介させていただきます。


■初回で緊張!? 鉛筆写生!


二日間天候にも恵まれ、初夏のような気持ちがいい気候の中での1年次初めてのスクーリングでした。
初日は緊張気味の雰囲気もありましたが、スクーリングを通して和んでいきました。同じ課題に取り組む中で、自然と学生さん同士が仲良くなっていくのもスクーリングの良いところです。
積極的に生徒さんからの質問もあり、活気のあるスクーリングになりました!

まずはモチーフをしっかり見て、画面の中にどのように配置するのかを考えていきます。
小滝雅道先生(右)と相談しながら構図を考えられている様子。

未経験の方で不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、このように先生がひとりひとり見て下さるのでご安心を!
横山芳実先生(左)の先生の指導に生徒さんも真剣に耳を傾けていますね~

■基本的な描き方が学べる先生のレクチャー!

小滝先生のレクチャーの様子。
基本的な進め方や描き方など、先生の実演も含めた様々なレクチャーがその都度行われます。

レクチャーで気になったところを改めて先生にお聞きすることももちろんできます!
制作の途中で先生のご意見を聞けるのはスクーリングならではです。

イーゼルに立てた絵を見る
横山先生(手前)と学生さん。
このようにたまに離れて絵を見るのも大事です!

■最後は合評!


最終日には合評という、みんなの絵を並べて先生からの講評を受ける時間があります。
自分の絵についてはもちろん、他の人の絵や講評を聞くことで勉強や刺激になる時間です。



写真で見ても分かりますが、みなさんそれぞれの個性が活きた作品が並びました。
同じモチーフでもひとりひとり全く違う絵になるのが面白いです。
合評は和やかな雰囲気の中で進み、技術的なことからモチーフの見方など、先生から丁寧な説明がありました

以上鉛筆写生のスクーリングについての紹介でした!
鉛筆デッサンは、モチーフを長い時間をかけてよく見て、感じて、それを絵にしていくという、これから絵に取り組んでいくうえで基本になる姿勢を学べる大事な課題です。
千里の道も一歩から。ここから皆さんがどのような絵を描かれていくのかとても楽しみです!