京都・剥製スクーリングⅡ-2c

秋の観光シーズン真っ只中の京都。
すっかり朝夕は肌寒くなってきましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか?

複数開講の京都・剥製スクーリング。その2回目の授業が先日まで開かれていました。
このスクーリングは一年次配当スクーリング科目の総まとめ。
これまでの課題で培ってきた写生の力、基礎的な日本画の絵具の扱いをおさらいしながらも、
モチーフはグッと難易度が上がって、鳥の剥製を描いていきます。

この課題では、マチエール(絵肌)づくりもひとつの学習ポイントです。
筆以外の道具を使って画面の質感をつくっていく、技法面での学習という意味合いもありますが、それと同時に、積極的に様々な絵具を使うことによって素材により早く慣れて頂きたいという思いがあります。
皆さん未だ扱いに戸惑いのある日本画の絵具。
「失敗したらどうしよう」と、思い切って試行してみるのには少し勇気も必要ですが、果敢にチャレンジしされていた姿が今回とても印象的でした。
是非今後にも活かしていって頂きたいと思います。


モチーフの鳥たち

細部までしっかり写生を頑張りました

後藤先生指導中の模様
 
 
本画を描く下準備もおさらい

マチエールのデモンストレーション

筆以外での質感づくりや、絵具の扱い応用編です
鳥の羽が細かい!

でも一枚一枚も丁寧に描いていきました

写生での頑張りが本画でも活きてきます

木田先生 ご指導の模様
 
学生さん同士でも意見交換

ご自身での手応えはどうでしょうか?

最後は合評  皆さんご苦労様でした!