京都 剥製スクーリングⅡ-2

暑さもやわらいで少し過ごしやすくなってまいりました。
さて、先日京都瓜生山キャンパスでは剥製の写生と制作のスクーリングが行われました。

まずは皆さんに何種類もある鳥の剥製から自分の描きたいものを選んで写生してもらい、
F6号の画面に日本画の絵具で制作までしてもらいました。
いきなり動いている動物を描くのは難易度が高いので、
まずは剥製で基本的な骨格から細部にいたるまでを理解して描いて、
今後動物を描くきっかけになったらと思います。

また、今回の制作では、ただ岩絵具を使って描くのではなく、
海綿やローラーなどの筆以外の道具を使ってマチエールに挑戦していただきました!
様々な技法を試みることで新しい発見もあって楽しんで制作していただけた事と思います。
色んな道具を使って工夫して、自身の表現をどんどん突き詰めて
楽しみながらこれからも描いていってもらいたいと思います!

今日はそんな剥製スクーリングの様子を以下の写真でご紹介します。


剥製はカラフルなものから落ち着いた色のものまで
いろんな種類の鳥を用意しています

写生の様子
同じ鳥を描きたい人同士集まって描いています

マチエールのデモンストレーションの様子。
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絵の具だけではなく箔をつかった表現をするための
デモンストレーション

写生が終わり、皆さん制作に勤しんでおられます!

合評風景。
マチエールを使った事で今までよりも
更に個性に満ちあふれた作品が並びました!