京都スクーリング「制作の基本」

先日京都では1年次科目の「制作の基本」のスクーリングが行われました。

授業内容はこれまでの2回と同様に、ユリの花の制作を通して日本画材の基本的な使い方や制作の進め方を学びました。1回目、2回目の様子はこちらから→京都スクーリング「制作の基本」東京スクーリング「制作の基本」

今回の記事では授業内容の説明は省略して、制作中の学生さんの手元の写真を多めに取り上げて制作工程を振り返ってみたいと思います。

ドーサ引き(麻紙のにじみ止め)の様子。
ドーサを引いた麻紙をパネルに水張りをして制作します。

下絵を転写して、墨で骨描きします。

骨描きが終ると薄墨で陰影をつけていきます。

田中先生によるレクチャーの様子。画面全体に胡粉を塗ります。


塗る場所に応じて絵具と筆を使い分けながら制作していきます。

短い時間のなかで、皆さん集中して
制作されていました。

田中先生と山田先生による合評の様子。