【植物制作/東京】豪華に仕上がる天井画

今回は外苑キャンパスにて行われた、植物制作前半・後半のスクーリングを紹介させていただきます。
前回の植物写生で描いた百合の花をメインに、背景に金箔を用いて4日間で天井画のような本画に仕上げていきます。
初めての金箔に、みなさん緊張感と高揚感を持って箔押しを進められていました。
金箔のみならず百合の花の表現をしっかりと描き込むことで、合評では豪華な仕上がりの作品が並びました。
制作の段階に応じた膠の濃度や箔の種類についてなど、これまでとはちがった質問も多く聞かれました。
生徒さん同士の交流も活発にあり、真剣な中にも和やかな4日間となりました。

金箔を押す前に下地塗りと箔を貼らない部分を覆うための面ぷたをしていきます。先生にアドバイス頂くと作業もスムーズになります。木下千春先生(中央)

小滝雅道先生による箔のレクチャーです。一口に箔といっても種類が沢山あります。小滝雅道先生()

小滝雅道先生による箔のデモです。先生の手元はカメラで撮影してスクリーンに映し出されています。

金箔はとても薄いので、まずはあかし紙に移して一枚一枚に分けていきます。金箔を掴む箔箸の柄を利用して箔をあかします。先生の力加減は必見です。木下千春先生()

みなさん手元に神経を集中させて金箔を押しています。授業中も先生が教室を回ってきてくださるので安心です。横山芳実先生(中央)

小滝雅道先生による砂子のデモです。

先生との会話もスクーリングの楽しみのひとつです。木下千春先生()

いよいよ砂子を撒いていきます。砂子は少しの風でも舞ってしまうので、奥の黒板は風よけです。

スクーリング終盤、金箔の作業から作品全体の完成へ。横山芳実先生()

合評の前に完成した作品をすべて並べての鑑賞会は圧巻の光景でした。みなさん熱心に観られています。

横山芳実先生による合評の様子です。

小滝雅道先生による合評の様子です。