大賞、優秀賞、来場者賞を受賞しました

『無主の境』
第三回京都造形芸術大学通信教育課程　卒業生・修了生全国公募展に於いて、
日本画コースの高橋史さんが大賞、上田明美さんが優秀賞・来場者賞を受賞しました。

大賞
『昇華』

高橋 史　　2005年日本画コース卒業

 

混沌とした世の中に、私たちは生きている。昨年の東日本大震災では、恐ろしい自然の驚異にたじろいだ。だが同時に私たちは、自然のエネルギーから癒しを受け、生きる力を得ていることも事実である。自然と人間の共存なくして、私たちは生きていけない。この作品は、自然の持つ波動、自然の織りなすハーモニーに心を重ねながら、制作したものである。

高橋史さん

 

優秀賞
来場者賞
『再生』

上田 明美　 2010年日本画コース卒業

2011年3月11日、東日本大震災が日本を襲った。いやな機運が立ち込める日本にあって、どんなことがあっても毎年咲く桜に心を馳せている。何度でも再生していく、再生していこうという強い気持ちを持ち、地球上の生きとし生けるものすべてが穏やかな日々を過ごせるようにとの願いを込めた。



上田明美さん

 

会場の中でもお二方の絵はとても穏やかに来る人たちを癒すようなエネルギーを放っていました。本当におめでとうございます。このように皆さんの卒業後の活躍を拝見できるのが私たちの最大の喜びです。

 

そしてたくさんの卒業生の方が入選され、最終日の懇親会では松生先生や佐々木先生と楽しいひと時を過ごさせていただきました。

 

 

 

またこのような機会を楽しみに皆さんと皆さんの作品にお目にかかるのをお待ちしています。