教員紹介 vol.3 佐々木るり子 先生
毎回、本ブログ上で本学通信日本画コースの教員お一人をピックアップし、
作品と共にご紹介していくこの企画。
第3回は、佐々木るり子先生です。
京都・東京共に、佐々木先生にお会いする機会は多いはず。
今回は、先生といえば!の緻密な花の5作品を、時系列に沿ってご紹介頂き
ました。先生のお人柄がそのまま画面に伺える、入念な写生に裏打ちされた
作品群です!
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佐々木 るり子 Sasaki Ruriko
担当科目:1,2年次科目、卒業制作
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【作品紹介】
並んで咲いている姿が何とも愛らしく讃えたくなりました。
枯れゆく形のはかなさと造形的な面白さに惹かれて描きました。
3ヶ月間、植物園に通い写生しました。刻々と変化していく植物の姿は、はじめから終わりまで、どの形も捨てがたく、すべてを絵に託したいと思いました。
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【プロフィール】
2005 個展(ギャラリー恵風 / 京都)同'10
作品と共にご紹介していくこの企画。
第3回は、佐々木るり子先生です。
京都・東京共に、佐々木先生にお会いする機会は多いはず。
今回は、先生といえば!の緻密な花の5作品を、時系列に沿ってご紹介頂き
ました。先生のお人柄がそのまま画面に伺える、入念な写生に裏打ちされた
作品群です!
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佐々木 るり子 Sasaki Ruriko
担当科目:1,2年次科目、卒業制作
植物が好きです。毎年、見る花は同じでも、あるときは悲しげに、あるときは嬉々とし
て楽しげに、まるで見る人の気持ちを感じているかのように、見るたびに違った美しさ
を見せてくれる植物が大好きです。絵が好きだから描いているのか植物が好きだから絵
を描いているのか、わからなくなっています。何事にも不器用で遅筆な私ですが、対象
に魅了され、触発され、励まされて描いています。
て楽しげに、まるで見る人の気持ちを感じているかのように、見るたびに違った美しさ
を見せてくれる植物が大好きです。絵が好きだから描いているのか植物が好きだから絵
を描いているのか、わからなくなっています。何事にも不器用で遅筆な私ですが、対象
に魅了され、触発され、励まされて描いています。
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【作品紹介】
「豆の花」 1984年 50号P |
学生時代の作品です。自然の中で咲いている植物の美しさ、野外写生の楽しさを
教えてくれた作品です。
「白い花・あかい実」 1990年 80 × 180 cm |
この写生をするためにイチゴ畑が近くにあるところに引越しました。写生に足掛け2年かかりました。
「チューリップ讃歌」 2008年 80号M |
並んで咲いている姿が何とも愛らしく讃えたくなりました。
「有終」 2009年 120号 |
枯れゆく形のはかなさと造形的な面白さに惹かれて描きました。
「紅薔薇の歌」 2010年 54 × 110 cm |
3ヶ月間、植物園に通い写生しました。刻々と変化していく植物の姿は、はじめから終わりまで、どの形も捨てがたく、すべてを絵に託したいと思いました。
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【プロフィール】
佐々木 るり子 (ササキ ルリコ)
福井県生まれ
1985 京都芸術短期大学日本画専攻科修了
主な展示----------
主な展示----------
1984 京都美術展(京都府総合資料館)
1989 京都日本画新鋭選抜展(同大三島美術館 / 愛媛県)同’91
1993 個展(画廊とーべえ / 京都)
1995 グループ展「尖展」(京都市美術館)
1995 グループ展「尖展」(京都市美術館)
2008 グループ展「The NIHONGA」(京都文化博物館)同’09、’10、’12